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コラム

2021.04.14

オールシーズンタイヤの特徴とは?【Part1】

日本の四季時々の路面状況の変化に柔軟に対応できる点から近年ではオールシーズンタイヤの人気が年々増加傾向にあります。
しかしながらオールシーズンタイヤは実際はどうなの?というお客様の声が多く寄せられています。
ここでは安心・安全をモットーに装着いただけるようその特徴をご紹介していきます。

目次
①オールシーズンタイヤを履かない方が良い人とは?
②オールシーズンタイヤは本当に手間がかからないのか?
③一年中履けるオールシーズンタイヤにもやっぱりデメリットがあるのでは?
④実は難しい?【オールシーズンタイヤの賢い選び方】
⑤サマータイヤやスタッドレスタイヤとオールシーズンタイヤの違いを分かりやすく教えて!

> Part2

①オールシーズンタイヤを履かない方が良い人とは?

オールシーズンタイヤに向いてる人って?オールシーズンタイヤに替える人が増えてるって聞くけど、実際どうなの?って思っている方たくさんいると思います。
オールシーズンタイヤを履かないほうが良い人、ずばり逆の目線にてお伝えします!

『オールシーズンタイヤを履かない方が良い人』は、ずばり次の4つのタイプの人です。

  • 南の島に住んでいる人や、年に1日も雪が降らない場所しか走行しない人
  • 北海道など、もともとスパイクタイヤが主に使用されている厳冬エリアの人
  • サーキット走行や岩登りなど、専用タイヤでないと走れない場所を走る人
  • 年2回のタイヤの履き替えが趣味という人(笑)

もしこれに当てはまる場合は、オールシーズンタイヤ以外のタイヤを選択されるのがおすすめです。
当てはまらなかった場合は、オールシーズンタイヤをご利用いただく上で大きなメリットがあります。
そこで、オールシーズンタイヤのメリットをまとめてみました。

いかがでしたでしょうか?
オールシーズンタイヤは便利なだけでなく、進化を遂げ性能が上がっています。一度は試される価値ありです!

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②オールシーズンタイヤは本当に手間がかからないのか?

スタッドレスタイヤをお持ちではない方でも、雪山に行きたい、とか実家への帰省の際に、サマータイヤではちょっと心配という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以前ならスタッドレスタイヤ一択でしたが、いまはサマータイヤと同じく1年中履いたままで、万一雪が降っても走行できるオールシーズンタイヤがあります。
そこで、スタッドレスと夏タイヤを両方所有する場合とオールシーズンタイヤだけで1年中過ごす場合の手間の違いを比較してみました。

オールシーズンタイヤにすれば実はこんなに楽になるんです。
サマータイヤと同じ感覚で、履いたままで万一の雪にも対応できるオールシーズンタイヤ、便利でお勧めです。

ではオールシーズンは弱点のない完璧なタイヤなのか?
スタッドレスやサマータイヤと全く同じではない部分もあるのでタイヤ市場なら、タイヤのプロがお客様に最適な物をお選び致します。

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③一年中履けるオールシーズンタイヤにもやっぱりデメリットがあるのでは?

一昔前は、オールシーズンタイヤの性能が中途半端とか、ちゃんと止まるのか心配、というイメージを持たれている人が多かったんです。
しかし、オールシーズンタイヤはここ数年で進化を遂げ、性能が上がってきています。そうは言っても、本当に大丈夫なの?と思ってしまう人もいるかも知れません。
オールシーズンタイヤに死角は無いのか、MICHELIN CROSSCLIMATE+を例にまとめてみました。

  1. サマータイヤほどは.静粛性能や快適性はイマイチ?
    夏タイヤと同等レベルの優れた静粛性能。欧州(EU)では、各タイヤの騒音を表示する義務がありますが、クロスクライメートは、サマータイヤ同等以上の静粛性なんです。

  2. 燃費はやっぱりサマータイヤに勝てないでしょ?
    転がり抵抗(燃費)性能はラベリング制度で明記されています。
    クロスクライメートはEUラベリングBもしくはC、日本ラベリングに換算するとAAもしくはA、一般的な低燃費タイヤ同等以上の燃費性能です。

  3. ウェット機能だって、やっぱりサマータイヤには敵わない?
    ウェットブレーキ性能はEUラベリングB、日本ラベリングbを獲得。最高レベルではないですが、トップクラスの性能と評価されています。

  4. タイヤの寿命が短いのでは?
    UTQG耐摩耗指数が600前後(サイズにより若干異なる)→夏タイヤにも勝ってるじゃないですか!
    減りにくさで人気のエコタイヤ、同社のMICHELIN ENERGY SAVER+(ミシュラン エナジーセイバープラス)よりも耐摩耗性能を表す指数は上です。サマータイヤを超える耐摩耗性能なんです!

  5. さすがにスタッドレスタイヤほどの雪上ブレーキや氷上ブレーキは備わっていないんじゃ?
    もちろん、スタッドレスタイヤと比べてオールシーズンタイヤは全く同じ性能とは言えません。
    ですが、国産トップブランドのスタッドレスタイヤと比べても若干制動距離は伸びますが、氷の上でもしっかり 走る・止まる・曲がる 事が可能です。

     

    ※画像はLANDSAIL 4SEASONSを使用

これが、「雪も走れる夏タイヤ」と製造メーカーのミシュランタイヤが謡っているほどの夏性能実力派オールシーズンタイヤ。
プレミアムサマータイヤを超えるような内容のオールシーズンタイヤです。
ウェット性能、タイヤの寿命、静粛性や快適性全てがトップクラス、さらに氷雪路も走れる。
オールシーズンタイヤはいまやこんなに高性能。選ばない理由がありませんね。

いかがでしたか?
オールシーズンタイヤの性能は進化しています。冬性能に関してはスタッドレスと全く同じとは言えませんが十分走行できますし、夏性能に関してはサマータイヤを超える性能を持つ商品も出ています。
進化を遂げたそれぞれの性能の高さと何よりオールラウンドという点でのバランスを考えると、オールシーズンタイヤはやはり優秀なタイヤだと思います。
メーカーによって性能の個性も価格も様々。一度履いてみてリピーターになるお客様も増えています。ぜひお試しあれ!

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④実は難しい?【オールシーズンタイヤの賢い選び方】

オールシーズンタイヤを選ぶのって、結構難しいって知ってました?
ここが重要なんですが、オールシーズンタイヤにはメーカーによってそれぞれ個性があります!

  • サマー性能に優れ、圧倒的な静粛性やライフ性能を持つ物
  • 氷雪上性能に特化し、スタッドレス並みの走行性を持つ物
  • またはその中間

オールシーズンタイヤと一言で言っても、メーカーによって性能が異なるので、車の乗り方に合わせてタイヤを選ぶことが重要ポイントです。
ただ、オールシーズンタイヤを正しく理解している販売店はあまりないように思われます。
なぜかというと、多くの販売店は氷上や雪上、高速道路など様々なシチュエーションでの比較テストを実際に自分たちでやっていないから。
そこでいうとタイヤ市場は自社で毎年厳しい条件でテストを実施しており、その動画をタイヤ市場ホームページに掲載しています。幅広いメーカーのオールシーズンの特徴を理解した上で、販売しています。
タイヤ市場では、タイヤのプロがお客様の使用方法に最適な製品をお選び致します。ぜひ店頭にてご相談ください。

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⑤サマータイヤやスタッドレスタイヤとオールシーズンタイヤの違いを分かりやすく教えて!

オールシーズンタイヤはサマータイヤとスタッドレスタイヤの中間というイメージがありますが、実際のところ性能の違いは何でしょう?一言ではなかなか言い表せないものです。それぞれのタイヤの特徴を図にしてまとめました。

いかがですか?それぞれに特徴がありますが、トータルバランスが一番いいのはやっぱりオールシーズンタイヤなのです。
走るエリアの気候により適正なタイヤ選びが大切ですね。

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