こんにちは！バロータイヤ市場高山店　梶垣です。

はい、シリーズ6.1です。前回の続きです、おまけです。

おまけと言っても重要な部分ですのでよろしくお願いします٩( ᐛ )و

ではいつものように画像を例に

XLと表示されていますが分かりますか？？

これはXLサイズという意味で、、、はないです_(:3 」∠)_

XL＝エクストラロード規格という意味です！！

ではエクストラロード規格をはなんぞやとのことですが

エクストラロード(EXTRALODA)またはレインフォースド(REINFROCED)というヨーロッパのタイヤ規格(ETRTO)で規定されているタイヤで、タイヤの大きさを変えずに負荷能力を高めるためにスタンダード規格より高い空気圧に設定できる内部構造を強化したタイヤ規格です。

さて、ここで注意が必要なのがスタンダード規格からエクストラロード規格にタイヤが変わったときです！

よくあるのがインチアップした際にタイヤがエクストラロード規格になることがあります。

その場合空気圧の設定が標準指定の設定と違ってくるのです！！

上の画像がスタンダード規格(以降STD)・エクストラロード規格(以降XL)のタイヤの空気圧別の負荷能力表(215/45R17の場合)です。

このように標準指定が210の場合STDの負荷能力が505ですがXLだと475と下回ってしまいます。

そのためXLのタイヤになった場合は505を上回るように230まで空気圧を設定しなければなりません！

このようにXLのタイヤは少し注意が必要なのです。

こんなところでおまけ編は終了となります。そしてこれにてタイヤの基礎知識は終わりとさせていただきます(._.)

次回からはホイールの基礎知識をやっていけたらなと思います。

ご観覧ありがとうございました。