こんにちは！　エネオス新小岩SS内の小さなタイヤ専門店

タイヤ市場新小岩店です！

当店は見た目は小さいですが、品ぞろえ/価格/知識はどこにも

負けないように頑張っておりまして、特にミシュランは大好きなので

ミシュランを他より絶対お得な価格で販売しています！

今回は、VW GOLFに最強オールシーズン　クロスクライメートを

装着させていただきました！

クロスクライメートは、雪道も走れるオールシーズンタイヤですが

サマータイヤとしても凄くて

最上級クラス静粛性

最上級クラスの耐摩耗性

さらに高い安全性も併せ持つ、スーパーサマータイヤに雪道性能をくっつけたような

化け物タイヤです。

そういった意味でも商品として最高ではあるのですが、その前に、、、です。

欧州車のタイヤ選びで絶対に外せない、超大事なポイントがあります。

まず、特に欧州車の場合、絶対に間違えちゃいけないのが

タイヤの性格を決める、骨格構造の作りの選び方ですね。

欧州車（国産のスポーティー車も含む）の多くは、

「高い直進安定性」

「切ったら切った分曲がる、というような剛性感のあるステアリングフィール」

さらに言えば、

「路面状況をある程度ステアリングにフィードバックする」

という、人間の感覚に忠実な設計をされている車種が多いです。

※いわゆる人馬一体とか、ちょっと違いますがオンザレールとか表現されるのは

この辺りの設計の合算値によるものです

で、タイヤ選びなんですが、こういった設計を「活かせるタイヤ」と

「殺してしまうタイヤ」っていうのが間違いなく存在します。

これはタイヤの良い悪いでは全くなく、設計の違いになります。

車両設計時に想定しているようなタイヤを履かせる事が大切です。

どう違うのかというと、一言でいえば

タイヤの骨格（ケーシング）の剛性になります。

タイヤはゴムの塊のように見えますが実際には

布状の骨格に、金属や樹脂の補強材を張り合わせ、そこに

外観となる、ゴムを貼り合わせた大変複雑な構造をしています。

画像はヨコヤマタイヤの物ですが、このように複雑な構造です。

この構造の基本部分は、特殊な「布」なのですが、この布の性格によって

タイヤの性格が決まります。

これもおおざっぱに言えば、引っ張ったら伸びる布か、伸びない布か、というのがあり

伸びない物が当然ダイレクト感があり剛性が高く「欧州車や高速度・長距離走行向け」

伸びる物がソフトな乗り心地と、路面状況をシャットアウトする方向の、まあ「街乗り向け」

と、ざっくりいう事ができます。

昔は、素材そのものが全く違っていたので

レーヨンを使った物が「伸びない欧州車向け」　と分かりやすく言えたのですが

今はレーヨン自体の使用が減っている事もあり素材だけでは分からない部分もあります。

ですが、内部構造にアラミドやポリアミドを使用している物が大体それに当たるので

そういった物を選ぶ、という事が第一段階で超大事です。

また、簡単なチェック方法としては、空気の入っていない状態のタイヤを

上からグイッと押してみる、という事でもある程度分かります。

ペコっとへこまずに、グッと耐えるようなタイヤは剛性が高いと言えると思います。

欧州車に「伸びる」タイヤを付けてしまうと、

車本来の素晴らしい走りの性格が、大きく変わってしまい

全てが台無しになるケースもありますので

本当に超大事です！

当店ではそういった事を基本に、車に合ったタイヤをお選びします。

（もちろんご要望があれば別の選択も喜んで！！）

こんな基礎的な事も知らずにタイヤを売っている人たちも結構います。

「高いタイヤ＝すべてが最高」ではありません。合う、合わないの方が大事です。

もちろんそれを分かったうえで、あえて「伸びる」タイヤを選ぶこともあります。

そのほうが乗る方にメリットがあるなら喜んでそうします！

ですが、分からずにやるのは大問題です。　

某量販店で、メルセデスに某国産最上級タイヤを購入されたばかりのお客様が

フィーリングがおかしいとご来店され、ほぼ新品のそのタイヤを破棄して

当店が選んだタイヤに交換して、大満足された、という事も以前ありました。

そのくらい大事な事なんです。

で、長くなりましたが結論を言うと、このミシュラン　クロスクライメートは

そういう点でも最高ってことです。

それから、ぜひタイヤを選ぶときは上記のポイントを忘れずに、

そういう選び方をしてくれる店（もちろん当店は最適です笑）で

購入してください！

欧州車のタイヤの事なら「絶対後悔させません」

タイヤ市場　新小岩店