こんにちは！　バロータイヤ市場　石川です！

今回はタイヤの劣化に関わるワイヤーとカーカスの露出がどのような影響を及ぼすのかお話させていただきます！

皆さんはタイヤの内部構造をご存じでしょうか！

タイヤは一見単純そうな見た目をしていますが、精密に作られているのです。

重い車両を支え、走る、止まるといった動作まで問題なく行う必要があります。

タイヤを切断してみるとこのような構造をしています。

カーカスと呼ばれる荷重や衝撃、空気圧を支える層が見えてくると

外的要因により劣化していくため、バーストが起こりやすくなります。

カーカスが見えているタイヤを使用するリスク

・バーストをする可能性が高い

・車検に通らない

・タイヤの機能を果たせない

カーカスが露出する要因

１．摩耗

スリップサインが表れたまま使用するとカーカスが露出します。

この場合、タイヤの溝がまだ残っていても交換が必要です。

2.空気圧不足

空気圧不足によりタイヤ側面が膨らんだり縁石にぶつけたりするとカーカスが露出することがあります。

～カーカス、ワイヤーを露出させない為に～

タイヤローテーションを5000km～10000kmごとに行っていただくと、より均一にタイヤが摩耗していくため、おすすめです。

また、月に一度の空気圧の点検も怠らないようにしていただくとより長持ちしてご利用いただけます。

このようにカーカスやワイヤーが露出しているタイヤを使用したまま走行をするとかなり危険です。

現在お使いのお車のタイヤをご確認いただき、ワイヤーやカーカスが露出している場合は

早めに交換していただければと思います。

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