こんにちは！　バロー千音寺店　タイヤ市場　石川です！

今回は「雨の日に強いタイヤ」の特徴とそのように呼ばれる理由についてお話していきたいと思います。

「雨の日に強いタイヤ」と呼ばれるタイヤは

ウェットグリップ性能

が、他のタイヤに比べて強いことが一番の特徴です。

Q、ウェットグリップとは？？

A、ウェットグリップとは濡れた路面で止まる力（制動力）です。

タイヤにはこれらの性能をわかりやすく表示するために、ラベリング制度を使用しています。

このラベリング制度はタイヤの転がり抵抗（燃費性能の良し悪しをAAA~Cで表示）と、ウェットグリップ（a~dで表示）の２つの項目を一目でわかるようになっています。

このウェットグリップの評価基準は、水深1.0mm±0.5mmの濡れた路面で時速80kmから20kmまでの減速時間を測定しています。

ウェットグリップのグレードが1段階上がると濡れた路面での制動距離が乗用車の車体0.8台分程短くなります。

例:ウェットグリップcのタイヤからaのタイヤに交換した場合、制動距離が車両約2.5台分程改善されます。

このように、ラベリングのウェットグリップ評価の高いタイヤは雨の日により安心してお車に乗っていただけます。

これからの時期、台風やゲリラ豪雨など通常では考えられないような雨が降る可能性も十分考えられます。

溝が少ないタイヤは雨の日に乗るとハイドロプレーニング現象(溝が擦り減っていることで、雨水が走行中にうまく排水されず、タイヤが雨水の上に浮いてしまう状態)が走行中に起きる可能性がありますので、今一度タイヤの確認をしていただき、少しでも早く交換していただくことをおすすめします。

当店ではウェットグリップ性能の高いタイヤを取り揃えておりますので、ぜひ一度当店までお越しくださいませ