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タイヤ市場
奮闘日記
千音寺店
2023.04.18
~偏摩耗とアライメントの関係性~
こんにちは! バロータイヤ市場 千音寺店 金丸です!
本日は偏摩耗とアライメントの関係性と題しまして
偏摩耗とはどのような現象か、
アライメントをすることで
どんなメリットがあるのかをお伝えしたいと思います!
私たちがお客様とお話をさせていただく際、
こんな話題がよく出てきます。
「今使っているタイヤ、内側と真ん中は
溝が残っているんだけど、
外側だけが
なぜか減りが早いんだよね~・・・」
このような症状が
本日のキーワードでもある
偏摩耗。
路面に接地する部分が
極端に摩耗してしまうことを
偏摩耗と呼びます。
ではこの偏摩耗はなぜ起こるのか。
タイヤの空気圧が適正ではなかったり、
車の特性から生じたりと
様々ありますが
そのなかでも特に影響があるのが
タイヤホイールの角度のことを表す、アライメント。
アライメントが適正でないまま走行を続けると
角度が付いたまま走行することになるので
タイヤの減り方も均一ではなくなってしまいます。
当店でタイヤを交換を行い
外したタイヤを確認して
このような状態になっていると
アライメントがおかしくなっている可能性がございます。
内側の溝は残ってますが、外側だけ異常に減っていますよね。
実際にお車をアライメントの装置で測定してみると・・・
左側のタイヤのフロントトー角が車両外側に大きくズレていて、
右側のタイヤも基準値内ではありますが車体内側に向いており、
全体的に左に進みやすい向きになっている状態でした。
そのままの状態ですとハンドルセンターが曲がっているため、進みにくく安定性が失われますし、
走行時に抵抗が大きくなり、偏摩耗の大きな要因になります。
このようなアライメントにズレが生じてしまっているのを
本来あるべき適正な角度に調整する作業をアライメント調整といいます!
コチラのお車はフロントトー角の調整のみ可能ですので、
基準値の中央値+0.3mmに左右共に調整させて頂きました!!