今回はスバル　アウトバックのアライメントを行います。

スバル車は基本的にフロントのトー、キャンバー　リアのトーの合計6カ所が定番です。

特に大変なのがキャンバー調整です。

ショック取り付け部分のボルトが偏芯しておりこれを回すと微調整可能です。

しかしながらこのボルトは強めに締まっていて周りにはブレーキホースやホイールもあるので

一旦ホイールを脱着して緩めます。

一通り準備したら測定です。↓

頑張って下準備したのにキャンバーが綺麗に揃ってるんですが(笑)

でもこれで終わりにはしません。

今回のお車はタイヤの外減りがありましたのでもう少しキャンバーを寝かせて今後なるべくタイヤが均等に減るよう工夫してみます。

キャンバーは0°10´ほど寝かせてお渡しとなりました。

トーも綺麗に調整してハンドルのセンターを出します。

最後に大事なのがコレ↓

キャンバーボルトの締め付けです。

スバルの偏芯ボルトの締め付けトルクは155Nmとなります。

ここが外れでもしたら怖いので、またホイールを外し締め付けを行います。(トルクレンチが入らないので・・・)

このようにスバル車はやや手間が掛かりますが、丁寧に作業致します！

そういえばBRZと86にはキャンバー偏芯ボルト入ってないんですよね。

ショックとタイヤのクリアランスが小さいせいですかね(^^;

アライメント作業、お待ちしております！