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タイヤ市場
奮闘日記
北方店
2019.06.22
パンクしないタイヤ!!「エアレスタイヤ」
こんにちは(^^) 担当 豊田です。
先日、ネットのタイヤ専門のニュース記事を読んでいて、興味深かった記事がありましたので少しご紹介します。
ミシュランタイヤとゼネラルモーターズ(以下GM)が共同で開発を進めている乗用車向け新世代エアレスホイールテクノロジー『ミシュラン アプティス・プロトタイプ』を「Movin'On(ムービング・オン)2019 サミット」において発表されました。
内容はというと「Visionコンセプト」のひとつであるエアレスタイヤを実現し、画期的な構造や複合材料およびホイールアセンブリーにより、タイヤのパンクや破裂など、運転上の大きなリスクを取り除くことができるようになると説明していました。
エアレスタイヤとは、まさしく名前の通り空気充填が不要なタイヤです。
また、路面と接地するトレッド面を支えるサイドウォール(側面)が、複合材に置き換えられています。
他にも交換用タイヤやスペアタイヤ製造のための原材料削減による環境保全効果。さらにタイヤがパンクしないことによる安心感や車両メンテナンスの負荷軽減、車両の稼働率向上など、メリットは数多いタイヤです。
突然ですが、皆さんは、現在、世界中でどれぐらい廃タイヤが出ているか想像つきますか?
なんと、毎年約2億本のタイヤがパンクや損傷、偏摩耗を引き起こす空気圧低下などにより寿命より早い段階で廃棄されています。
これだけの量を毎年廃棄していると環境にも悪影響を及ぼしています。
この「アプティス」を今後、アメリカのGM(ゼネラルモーターズ)とともに、まずシボレー「ボルトEV」などに装着して実証実験を行っていくそうです。
まだまだ開発段階ですが2024年からの実用化に向けて開発が進んでいます。
これが、商品化されれば早期のタイヤ廃棄を防ぐことでき環境保全に貢献することにもつながり大変興味深いです。
また、乗り心地や静粛性などはどのようになるのか、とても実用化が楽しみな商品だなと期待しております。
ちなみに現在、国内外の各社がエアレスタイヤの研究開発を進めていますが、ミシュランでは建設機械用をすでに発売しており、2019年中にはこれを日本市場にも投入するそうです。
最後までブログを読んで頂きありがとうございました。