今回はレクサス IS300h F SPORTのオーナー様がタイヤの相談でご来店されました。

新しいIS300hのF　SPORTといえば国産では珍しいボルト車になっているのと

モデルにもよりますが、タイヤサイズが前後で別になっており

フロントサイズ：235/40R19

リアサイズ：265/35R19

というとてつもないサイズになっておりまして

初期装備のタイヤがブリヂストンのポテンザS001Lというスポーツ向けタイヤが装着されていますが

溝がかなり摩耗していて交換しなければいけない状態でした。

そして今回はこちらの

MICHELIN

PILOT SPORT 4 s　　をご購入いただきました！

ミシュランのスポーツタイヤといえばパイロットスポーツが浮かんできますよね。

通常のパイロットスポーツの最新モデルといえばパイロットスポーツ5

ただ、このパイロットスポーツ4sはパイロットスポーツ4やパイロットスポーツ5のシリーズのものではないんですね。

パイロットスーパースポーツというサーキットでも走れるドライでの性能がとても高いタイヤがあるのですが

それの後継モデルがこのパイロットスポーツ4s。　

サーキットタイヤの後継のような立ち位置になりますので、すぐ溝が減ってしまうんじゃないかというイメージもありますが

トレッドウェア（摩耗指数）が300とスポーツタイヤの中では高めで一定の耐摩耗性能を兼ね備えています。

ウェット性能が全サイズラベリング上Aを獲得できるほどなので乾いた路面だけでなく、雨の日もドライブできて最高です。

アウトサイドとインサイドで違うコンパウンドを採用しており、アウトサイドがドライでのグリップ力が高いコンパウンドを

インサイドではウェット性能が高いコンパウンドをそれぞれ使っています。

スポーツタイヤの多くがドライでの性能を重視していてウェット性能がいまひとつというものがありますが

ミシュランのパイロットスポーツは雨の日も快適にドライブできますね！

パイロットスポーツ4sの面白いところが、一部サイズでミシュランのサーキット向けタイヤと同じC3Mという製法で

作られていることですね。

バランス調整中...

C3M製法で作られたタイヤは軽くて真円度が高いと言われており、バランス調整をしている時も綺麗な回転をしていて

素晴らしい一品だと見て取れます。

ちなみにリアの265/35ZR19の方はバランス調整をした結果、ウェイトを貼らなくても大丈夫なレベルのバランスの良さでした。

このサイズでここまで綺麗にバランスが整っているのはすごいですね～！ここまで綺麗なバランスだとは思いませんでした。

製造方法の詳細は秘密にされていますが、時間のかかる作り方のようで普通のタイヤに比べて効率が落ちる製造方法のためか

本数自体も少ないそうです。ちょっとレアなタイヤ。

直進時、コーナリング時において接地面圧が最適化されていることによって路面を捉えた走りができるというのと

トレッド内側に強度が高いハイブリッド・アラミド・ナイロンベルトが採用されていることで

ハンドリング応答性、コーナリングのキレが良くて運転していて本当に楽しい！！

サーキット向けタイヤの後継モデルでウェット性能と一定の耐摩耗性能を兼ね備えたタイヤ！

晴れの日、雨の日問わず安心して楽しく走ることができるミシュランの素晴らしいタイヤですね！

高速を走られるそうなので、このパイロットスポーツ4sの良さがとても感じ取れると思います。

これからの梅雨の時期も安心な当店おすすめタイヤの1つ！

ミシュランタイヤの事もぜひ当店にご相談いただければと思います。